2つの全国舞台に挑む 三重グリーンテニスクラブの片岡君 大会控え表敬訪問

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 三重グリーンテニスクラブ(四日市市西坂部町)に所属する片岡龍亮君(南中2年)が8月20日から21日まで香川県の香川県総合運動公園で開催される「第50回全国中学生テニス選手権大会」と、同22日から27日まで東京都の有明テニスの森公園で開催の「ユニクロ全日本ジュニアテニス選手権2023」に出場する。全国レベルの2大会に臨む片岡君は8月17日、四日市市役所を訪れ、同市の渡辺敏明副市長と四日市市議会の谷口周司副議長に、大会への向け、出場報告と目標などを話した。【出場報告に市役所を訪れた片岡君(左から2番目)、父の片岡亮さん(同3番目)=四日市市諏訪町】

 幼稚園のころにテニスを始めたという片岡君。同世代の中では、体格は小柄な方だが、戦術を練り、抜群のスタミナなどの強みを生かす。積極的に前に出るスタイルで相手を攻める。「調子がいいなと思ったらどんどんよくなるんです」と笑顔で話す。男子シングルスで、東海地区中学生テニス選手権ではベスト4、全日本ジュニア選手権東海地区予選の男子シングルス14歳以下では優勝した。

 父でスポーツクラブアクトス桑名店のテニスコーチである片岡亮さんと一緒に、市役所を訪れ、渡辺副市長と谷口副議長に出場報告をした。「スケジュールが大変ですね」と渡辺副市長から声を掛けられると、「楽しみです」と話した。

 最近では、15歳以下の大会にも出場し、年上の選手と対戦し「パワーに圧倒されました」というが上位に入賞した。自宅でのトレーニングもこなし、「教わったことを地道に努力している」と亮さん。クラブには全国大会に出る同年代の選手が多く、「刺激をもらっている。大会は緊張するけど、全中ではベスト4、ジュニアは優勝」と闘志を燃やしていた。