人気店には長い列、久しぶりの「全国うまいもの大会」が近鉄百貨店四日市で始まる

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 「第19回全国うまいもの大会」が8月30日、三重県四日市市の近鉄百貨店四日市店で始まった。コロナ禍を経ての4年ぶりの開催で、北は北海道、南は沖縄までの21都道府県から41店が参加、自慢の弁当、総菜、スイーツなどを販売している。両側に店が並ぶ会場の通路は前に進みにくいほどで、人気店では買い物を終えるまでに1時間~2時間かかるところもあった。9月4日まで。【買い物客で通路がいっぱいの会場=四日市市諏訪栄町】

 5階催会場には北海道の宗谷黒牛、猿払産ホタテ貝柱が詰まった「道の駅なかがわ」の弁当、「たこ焼き発祥の店」ともいわれる「大阪玉出 会津屋」の「元祖たこ焼」、群馬「ガトーフェスタ ハラダ」の菓子「グーテ・デ・ロワ」などが並んだ。豚まん、焼売、焼き餃子などで知られる大阪「551HORAI」では、店の前に幾重にもなった長い列ができ、買い物を終えた人に聞くと「1時間以上かかりました。待っている間に大阪まで行けたかも」と笑いながら話していた。(行列ができた「551HORAI」の店先)

 初登場の味もいくつかあり、東京「築地やま藤」の「かきめし」、北海道「フェイクサプライズスイーツ」の「そっくりチーズケーキBOX」、お昼過ぎには本日分が完売した岐阜「恵那川上屋」の「栗きんとん」など。ネット通販で1年待ちという福岡「オスピターレ」の菓子「スフォリアテッラ」の前にもたくさんの客が並んでいた。(「かきめし」「そっくりチーズケーキBOX」「栗きんとん」)