四日市でも文化会館や図書館などに迷惑電話、福島第一原発の処理水海洋放出にからみ

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 東京電力福島第一原発の処理水海洋放出をめぐり、中国からとみられる嫌がらせや苦情の電話がかかっているが、三重県四日市市の文化会館や図書館などにも計35件の電話がかかっていたことが8月30日に分かった。森智広市長は「業務に著しく大きな支障が出ているところまでは行っていないが、理不尽だなと思う」などと話した。【処理水海洋放出をめぐり中国からとみられる迷惑電話がかかっていた四日市市文化会館=四日市市安島2丁目】

 この日、森市長の定例記者会見で、「四日市での状況はどうか」と記者が質問し、森市長が「市にもかかってきているようだ」と答えた。市は同日、全庁で急ぎ情報を収集し、海洋放出が始まった8月24日の翌日にあたる同25日~30日正午の受電状況を発表した。

 その結果、四日市市文化会館15件、四日市市立図書館12件、中央緑地施設管理事務所と四日市ドームが各2件、四日市市三浜文化会館、三滝武道館、四日市公害と環境未来館、四日市市立博物館が各1件の計35件が確認されたという。

 内容は、中国の国番号「86」で始まる電話番号を確認できたものがある一方、番号ディスプレイなどがなく、確認し切れないものもあるというが、いきなり「バカヤロー、なんとかならんか」と言ってすぐに切れたもの、「ナガスナ、ナガスナ」と一方的に録音したような声が流れたもの、中国語とみられるものの、中国語が分からないため、内容が確認できないものなどだいう。

 市総務部では「電話を受けた職員はいやな気分を味わったと思うが、市の業務全体がひどく混乱するような状況にはないので、しばらくは注視していきたい」としている。

 

 

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