まちの歴史を知り、ごみ拾いも、四日市で歩いて地域に親しむ催し

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【道路脇のごみを拾いながら歩く参加者たち】

 「まち探検ごみ拾いin大矢知」が10月14日、三重県四日市市大矢知町の「くるべ古代歴史館」付近の住宅地などで行われた。飛鳥時代からの歴史が残る大矢知地域のことを勉強し、道路に落ちているペットボトルや空き缶などを拾いながらの約3.5キロのウォーキング。親子など約30人が参加した。

 環境に関する学習や活動をしている団体などによる四日市市エコパートナー事業で、一般社団法人ネクストステップ研究会が企画した。研究会は任意団体のころも含めると2015年から活動を始め、環境に関する講座などを開いている。今回の企画は昨年からの2回目で、自らも大矢知で暮らす研究会の神田友香さんによると、歩きながら、ごみのこと、町のことなどを考えられたらとの思いから生まれたという。

 この日は、東海道四日市宿資料館館長で歴史文化研究家の長谷川博久さんが案内を務め、一部、羽津地区まで足を伸ばした。住宅地の中などにある「天武天皇迹太川御遥拝所跡」「荒木十兵衛頌徳之碑」「伊賀留我神社」「斑鳩山浄恩寺」などで、長谷川さんは自ら制作した資料も交え、詳しく解説した。

長谷川博久さんから地域に残る歴史について聞く参加者たち

 地域の勉強のあとの後半は、参加者がごみを入れる青い袋を手にして、住宅地や主要道路脇を歩きながら、ごみを拾った。歴史館に戻ると、ごみ袋はまとまった量になっていて、「道路脇など、意外と多いんだなと思った」と感想を話す人も。参加者は、地図の上に、きょう感じたことを書いた付箋を貼り付けて、記録に残るようにしていた。

ごみの入った青い袋はかなりの量になった