「冬の贈りもの」会場がオープン、近鉄百貨店四日市店の6階総合サービスサロン

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【地元の味や送料サービスのギフトなど盛りだくさんの会場=四日市市諏訪栄町】

 三重県四日市市の近鉄百貨店四日市店で11月3日、お歳暮や冬のパーソナルギフトを取り扱う「近鉄 冬の贈りもの」の会場が6階総合サービスサロンにオープンした。近鉄百貨店独自に地域の生産者と連携して考案した贈り物などを幅広く取りそろえている。三重県を含む近畿2府5県の送料が無料になるお得な贈り物の品揃えも昨年を上回っているという。取扱数約1500点で、12月25日まで。

 6階会場では、祝日もあってか、オープン初日から受け付けの順番を待つ人たちでにぎわった。自宅へ届いたギフトのカタログでお目当てを決めておき、早めに注文する人も多いという。

 近鉄百貨店は、あべのハルカス近鉄本店・奈良店で北海道公式アンテナショップを運営するなど、地元生産者と連携している。そうしたなかで出会ったバイヤーたち厳選の「北海道『北の宝』ギフト」や「四国『高知・瀬戸の宝」ギフトでは、北海道からは毛蟹と味付け数の子のセット、長万部ブランドホタテ「湾宝」などが、四国からは完全ワラ焼き鰹タタキや愛媛県の鯛めし食べ比べなどを選ぶことができる。

 また、全国の地域の百貨店との協力で、全国のバイヤーが推薦する「全国ご当地おすすめ名産品」を取りそろえた。こちらも、冬の魚介、ラーメン、酒、和菓子、果実酢など様々だ。

 四日市店の足元ともいえる三重のグルメも「モクモクぐるぐるウィンナーセット」や「伊勢せきや参宮蒸しあわび」「松阪牛ハンバーグ」「四日市トンテキセット」など盛りだくさん。物価高で気になる配送料を無料にした近畿2府5県へのギフトは、昨年より10点多い30点に増え、このほか、全国一律送料550円のサービス商品もそろう。

 歳暮などの冬の贈り物は、例年、11月下旬から12月上旬にかけてが注文のピークで、お届け日などによっては早めの来店をお勧めするという。

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