東海地区で初 ゴルフ場に「ぺいふる」導入でふるさと納税 四日市の名四カントリークラブ 

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【導入を記念したテープカット=四日市市山之一色町】

 名四カントリークラブ(四日市市山之一色町)で、株式会社ぺいふる(千葉県船橋市)が開発した現地決済型ふるさと納税「ぺいふる」を導入し、フロントでの精算時にクレジットカード決済でふるさと納税が11月10日からできるようになった。

 四日市市に本店がある三十三銀行(同市西新地)の地域創生事業を担うパートナ会社である三十三地域創生株式会社からの提案で実現。決済サービスは三井住友カードのシステムを活用する。東海地方でゴルフ場への導入は初で、三重県でぺいふるを導入したのは四日市が初めてだという。

 名四カントリークラブは、市外からの利用者も多いそうで、四日市市としてもふるさと納税の体験型返礼品として有望であったことから、寄付を希望する人の利便性や、ふるさと納税額の増額を図ろうと導入が決まった。三十三地域創生は「ぺいふる」の三重県での総代理店として、ふるさと納税の現地決済型返礼品の事業者開拓を進めている。

 ぺいふるを活用したクレジットカードでのふるさと納税は、スマホなど活用した現地決済型と比べ、アプリのダウンロードや登録などの手間を簡素化できる。返礼品を提供する事業者にとっても、クレジット決済は既存の業務の手順など変更の負担が少なく、自治体側にも導入や維持への費用負担がない。現地でスムーズにふるさと納税ができるのも魅力だという。

 同クラブでは11月10日、導入を記念し、三十三銀行の渡辺三憲取締役頭取と四日市の森智広市長、名四カントリークラブの佐藤篤司社長、三十三地域創生の宮地理社長によるテープカットが行われた。渡辺頭取は、「四日市市のふるさと納税が増える、名四カントリークラブの来場者が増えることを期待しています」と話した。

 テープカットのあとは、始球式として森市長によるティーショット。森市長は四日市市のふるさと納税の厳しい状況とこれまでの取り組みを挙げ、ぺいふるの導入に「クレジットカードがあれば、その場でふるさと納税ができる利便性あるもの。非常に楽しみで、起死回生のきっかけになっていけば」と期待を込めていた。

森市長によるティーショット