今年で67回目のランドセル寄贈 四日市市のタケコシ商事 市から感謝状贈呈

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【取り組みへの思いなどを話すタケコシ商事の竹腰社長=四日市市役所】

 ランドセルや学生かばんを取り扱う四日市市諏訪町の「タケコシ商事」(竹腰葵社長)は11月15日、四日市市役所を通じて、市内の児童福祉施設に入所中の来年度入学児童に向け、ランドセルと文具(鉛筆削り、消しゴム)を寄贈した。同市からに感謝状贈呈式が市役所で開かれ、森智広市長が竹腰社長へ感謝状を手渡した。

 店の前でランドセルを見ていた子どもを母親が引きずるようにして帰っていった様子を見て、故・竹腰良次郎さんが「ランドセルを背負わせて登校させてやりたい」との思いから始まった取り組み。今回で67回目となり、6年間の保証付きランドセルと文具が13人分寄贈された。これで同社が寄贈してきたランドセルの数は、計2,584個になったという。

 市役所を訪れた竹腰社長は、目録を森市長に手渡した。「ありがとうございます」などと感謝の気持ちを述べた森市長は感謝状を贈呈した。

 ランドセルを前に、これまでの取り組みなどを話した竹腰社長。タブレットを入れるスペースがあることなど、現在のランドセルの特徴などを説明した。森市長は「長年続けていただき、本当にありがとうございます。ランドセルを見ると、大人でも子どものころを思い出して楽しくなる」と話していた。

 寄贈されたランドセルは今後、市を通じて、児童福祉施設に届けられる。「ランドセルはきょうだいのようなもの。時々けんかもするけど仲良し、そう思って使ってもらえたら」と竹腰社長は笑顔で話していた。