運動場や公園の危険な金属どうする? 中央通りの再編でも議論、四日市市議会一般質問

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【2日目の一般質問をした四日市市市議会】

 三重県の四日市市議会は12月7日、本会議で2日目の一般質問があり、運動場や公園でけがの原因となる釘などの危険な金属にどう対処するか、食肉センター・食肉地方卸売市場の整備などで質疑があった。中央通り再編についても整備の進め方などでやりとりがあった。

 政友クラブの上麻理さんは、東京の小学校の運動場や愛知県西尾市の公園で相次いで児童が釘で大けがをしたことを取り上げ、四日市市の状況をただした。

 大規模な公園なども管轄する都市整備部からは、目視で点検をしたが、金属探知機での点検を試みた東京や西尾市で、目視を大きく上回る釘などが見つかった報告もあり、あらためて金属探知機で点検したいとの答弁があった。

 一方、学校の運動場を管轄する教育委員会、保育園の園庭を管轄するこども未来部からは、安全にいっそうの注意を払うとの姿勢は示されたが、金属探知機の利用そのものには消極的だった。上さんは、子どもたちが過ごす学校や保育園でこそ安全確認が必要だとして、再考を求めた。

 公明党の樋口博己さんは、県で最初に出来、今も重要な役割を果たす食肉センター・食肉地方卸売市場について、衛生対策として搬入、出荷が交錯しない一方通行の整備の進展状況を質問した。市側は、拡張が必要なため、用地確保が最大の課題とした。森智広市長が答弁に立ち、「関係者が安心して利用できるよう、衛生面での用地確保に全力で取り組む」などと述べた。

 政友クラブの森川慎さんは、がんなどの治療で毛髪が抜けたり身体の一部に傷などが残ったりして心を痛める人への「アピアランスケア」を取り上げた。ウイッグなどの購入に対する助成制度の充実を求めた。

 森川さんは、中央通り再編の進め方について、着工が都市計画審議会の開催より前で、おかしいのではないかと指摘した。市側は、道路の工事は、都市計画事業ではなく一般道路の事業として進めており、国、県とも協議し、問題はないとした。

 同じ政友クラブの笹井絹予さんは、JR南四日市駅の周辺の環境整備について質問した。市側は91台分の駐輪場があるものの、あふれており、JR側とも協議したいと答弁した。

 公明党は荒木美幸さんが、災害時にペットも同行して避難できるような対策を求めた。また、中央通り再編にも、平時から非常時のことを考える「フェーズフリー」の考え方を求めた。

 同じ公明党の山口智也さんは、発達支援の行政の進め方について、一定以上のサービスを受ける場合に診断書による証明が求められる現状を、市が専門的に判断できるようにすべきだと指摘。障害者が高等部を卒業したあと、居場所や働く場所に苦労する「18歳の壁」についても質問し、市側は受け入れの考えのある施設との協議や助成の検討をしていることを報告し、全国的に共通する問題のため、国に対しても要望したいとの答弁をした。山口さんは「障害者の家族は世間に対して遠慮している。ぜひ、温かい施策を」と求めた。