歩道や緑地帯でスポーツを、2月23日から四日市市役所近辺でモデル実証事業開催

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【いつもの歩道や緑地帯がスポーツの場に。どんな風景が見られるか=四日市市諏訪町(1月24日撮影)】

 歩道や散歩ができる緑地帯を利用してスポーツに親しんでもらおうと、三重県四日市市とスポーツ庁が連携するモデル実証事業が、2月23日から3月3日まで、市役所や四日市商工会議所がある諏訪町で行われる。森智広市長が1月24日の定例記者会見で発表した。

 国道1号から三滝通りにかけての、市役所、商工会議所がある中央道路の北側の歩道や、仮設スケートボードパークがあるクスノキの緑地帯、市役所の東側広場が開催スペースとして利用される。

 歩道では、子どもも大人も遊べる「けんけんぱ」、障害物を避けながらの「スラローム走」、市役所東側広場では「ストリートバスケ」や、パネルの的を狙って投げ抜く「ストラックアウト」が用意される。いずれも常設。

 仮設スケートボードパークでは、「スケートボード」のほか、競技用の自転車を乗りこなす「BMX」や「インラインスケート」を楽しむことができる。こちらは期間中の午前10時~午後5時に利用でき、3月3日には「ベンチプレス大会」の開催も計画されている。

 クスノキ並木の緑地帯では、クスノキを使った「ツリークライミング」と、綱渡りを低く設定して、その上で楽しめるようにした「スラックライン」が準備されている。「ツリークライミング」は期間中2日、「スラックライン」は調整中で、開催日は決まり次第、公表するという。

 このモデル実証事業は、東京五輪を契機に、国民のスポーツへの関心が「見る」だけでなく、自ら「する」方向へと進むと考えたスポーツ庁が、既存の公園や広場、歩行空間を利用して、既存のスポーツ施設にとらわれないスポーツ環境を整備しようとするもの。実現性へのデータを得ることなども目的だ。

記者会見する森智広市長

 四日市市は2022年秋の「はじまりのいち」でクスノキの緑地帯にスケートボード場を設けており、今回、連携しての事業が決まったという。開催スペースで実際にどんなスポーツができるかについては、「はじまりのいち」でもアイデアを出し合った人たちが再結集し、提案してきたという。