「心を込めて歌う」 声楽アンサンブルコンテスト全国大会に出場 暁高校合唱部

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【大会を間近に控え、目標を話した部員ら=四日市市諏訪町】

福島県福島市で3月21日から24日に開催される「第17回声楽アンサンブルコンテスト全国大会」に暁高校(四日市市萱生町)合唱部が出場する。同大会へは2年連続出場となる同部の部員へ向けた激励会が3月18日、四日市市役所で開かれた。

 市役所を訪れたのは、2年生で、合唱部部長の瀬古詢大君、中村圭君、伊藤淑野さん、土門栞さんの4人。顧問の岩木和樹教諭と一緒に、森智広市長に出場報告と大会への思いを話した。

 同大会は、2人から16人までの少人数編成の合唱グループによるコンテスト。県予選で最優秀賞を獲得した同部の部員が出場権を得た。アンサンブルゆえに部員数77人の同部では、部内でも切磋琢磨し、出場できず悔しい思いをした部員も多い。

 「昨年に続き出場できることは楽しみであり、三重県の代表としていくことに緊張もしています。支えてもらった皆様への感謝、出ることができなかった部員の思いも胸に歌います」と話した部長の瀬古君。技術リーダーを務める伊藤さんは「暁高校合唱部は、心を込めて歌うことに自信があります」と話す。

 昨年、同部はあと少しのところで入賞を逃したそうで、目標を聞かれ「今年は入賞します」と力強く話した瀬古君の言葉に皆、うなづいていた。

 森市長は、市役所の業務開始時に流れる市歌で、暁高合唱部が歌っているものがあることにも触れ、「昨年を越える結果を残してほしい」と期待を込めていた。

(土門さんの土は点がつきます)

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