ベストな演技めざす、バトントワーリングの3選手が全日本へ向け森智広市長に決意伝える

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【全日本大会に臨む(右から)増田朱里さん、藤田陽菜さん、里幸奈さん。左端が森智広市長、右端は谷口周司副議長=四日市市役所】

 名古屋市で開かれるバトントワーリングの全国大会に出場する「Baton Team Grace」の3人の選手が3月18日、四日市市の森智広市長を表敬訪問し、しっかりした演技をしたいと決意を伝えた。全国大会のレベルは高いが、今回の会場は東海大会などでなじみのある日本ガイシホール。地の利も生かし、ベストな演技をめざしたいという。

 市役所を訪れたのは、会社員の増田朱里さん(26)、山手中学2年の藤田陽菜さん(14)、富田中学1年の里幸奈さん(13)。チーム代表の佐久間佳代さんが同行した。森市長のほか、谷口周司市議会副議長らが同席。森市長は選手一人ずつに声をかけ、東海大会での成績を見ながら、「みなさん、ベストを出せば全日本でもいい結果が待っていますね」と励ました。

 今回開かれる全国大会は「2024年IBTF世界フリースタイル選手権大会日本代表選考会」と「第5回全日本バトントワーリングジュニア選手権大会」。フリースタイル選手権の個人に増田さん、ジュニア選手権のソロトワールとスリーバトンに藤田さん、ソロトワールとダンストワールに里さんが出場する。

 増田さんは「集大成の演技になると思うので、バトン、バレエ、生活のすべて、曲の解釈まですべてを込めて伝えたい」と話した。藤田さんは「今までの練習成果を出し切って、楽しんで踊りたい」、里さんは「笑顔を意識して練習してきたので、思いっきりの笑顔で踊り切りたい」と話していた。

 大会は3月22日~同24日に開催され、22日が増田さん出場のフリースタイル選手権、23、24日がジュニア選手権。「Baton Team Grace」は「より輝き・より美しく花開こう」をモットーに競技会や地元のイベントなどで活躍しており、「あさけプラザ」を練習拠点にしている。