セーフティ・バイシクルリーダー 四日市四郷高の生徒に委嘱 四日市南警察署 

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【セーフティー・バイシクルリーダーに委嘱された四日市四郷高生徒会の皆さん=四日市市八王子町】

 四日市南警察署は5月17日、四日市四郷高校(四日市市八王子町)を昨年12月、交通安全活動推進モデル校に委嘱したことに関連し、自転車安全利用意識をより高めてもらおうと、同校の生徒会役員を「セーフティ・バイシクルリーダー」として委嘱した。生徒会活動を通して、同じ高校生に自転車の安全利用を呼び掛けるなどするという。

 委嘱式が校長室で開かれ、四日市南警察署の中西通署長が生徒会役員6人へ一人ずつ委嘱状を手渡した。中西署長は昨年4月に自転車運転時のヘルメット着用が努力義務となったことなどについて話し、「ヘルメットは命を守ってくれる大切なもの。生徒の皆様から幅広く広報をしていただけますよう、お力添えをお願いします」と声を掛けていた。また、日本損害保険協会中部支部の三村雅彦事務局長から、セーフティ・バイシクルリーダーの活動に利用してほしいとオリジナルヘルメットが生徒に贈られた。

【委嘱状を中西署長(右)から受け取る生徒】

 委嘱状とヘルメットを受け取って、生徒会長の樋口真由さん(3年)が代表してあいさつ。「このような機会をいただきありがとうございます。生徒会活動を通して頑張って参ります」と笑顔で話していた。

 委嘱式終了後は生徒会役員6人と四日市南警察署の署員が座談会。署員は自転車運転時のヘルメットの着用率や、事故に遭った際のヘルメット着用の有無による死亡率などについて話した。生徒からは「自転車の事故が起こりやすい場所はどこですか」などの質問がでるなど積極的な発言があった。

【委嘱式終了後の座談会】