踏切内に女性、協力して救助、四日市北署が5人に感謝状

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【人命救助で感謝状を受けた5人。左は林忠雄署長=四日市北署】

 踏切内にうずくまっている女性を協力して助けたとして、三重県警四日市北署は5月19日、5人に感謝状を贈った。救出しようとする間にも警報機が鳴りだすなど緊張した場面もあったという。

 感謝状を受けたのは、いずれも四日市市内在住の専門学校生藤田有香さん(24)、キオクシア社員高松直希さん(22)、同社員山本聖也さん(24)、高校生谷侑華さん(17)、会社員山中由奈さん(45)。

 同署で感謝状の贈呈式があり、林忠雄署長が一人ずつに手渡した。林署長は「なかなか踏切内で人を助けるのは難しく、助けようとして列車事故に一緒に巻き込まれた事例も過去にはある。そんななかで勇気のある行動を取っていただき、感銘しています」とお礼を述べた。

 同署や5人の話では、救出劇は4月22日午後5時半ごろ、近鉄名古屋線の霞ヶ浦第一号踏切で起きた。高松さんと山本さんが同じ方向に踏み切りを渡ったところ、すぐ後ろにいたはずの女性が、踏切内でうずくまるようにしているのに気づいた。たまたま、そこに自転車の藤田さんが通りがかって最初に女性に声をかけ、高松さんと山本さんも協力、さらに谷さん、山中さんが加わって、声をかけ、踏切近くの専門学校まで避難させたという。