「三重の大酒蔵市」にぎわう、四日市の駅前商店街、県内20の酒蔵など参加

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【アーケードの会場で、参加者全員で「乾杯」の発声を響かせた=近鉄四日市駅前商店街】

 蔵元の人と会話もしながら三重県のお酒を楽しもうと、第7回三重の大酒蔵市が5月19日、近鉄四日市駅前商店街の公園通り、南大通りを会場に開かれ、アーケードがいっぱいになるにぎわいだった。コロナ禍も落ち着き、昨年を大きく上回る人出になったという。

 商店街のアーケードのほぼ中心を南北に走る会場には、桑名市から多気町、伊賀市や名張市など県内の20の酒蔵と、酒に合う料理を提供する15の店がブースを出すなどした。前売り券、当日券を購入した人は、専用のロゴ入り「お猪口」をもらい、会場を回りながらお目当ての酒と料理を楽しめる。

 午前11時に三重の大酒蔵市実行委員会の吉田欽次郎実行委員長が開会を宣言。「何といっても、蔵元の人とお話を交わしながらお酒を楽しめるのが特色です。どうぞ1日を楽しんでください」とあいさつした。1時間ごとに会場の全員で「乾杯」の発声をするのが恒例といい、最初の乾杯の音頭を森智広市長が担当、会場いっぱいに「乾杯」の大きな声が上がった。

開会宣言をする吉田欽次郎実行委員長

 実行委員会によると、「美し国」のコピーがあり、桑名の蛤、松阪牛、伊勢海老など食の宝庫ともいえる三重県だが、県内の日本酒消費量に占める県産酒の割合は18~19%で、東北や北陸の80~90%に比べかなり低いそうだ。三重の食文化や地酒のすばらしさをもっと知ってほしいと、この催しを2014年に始めたという。コロナ禍で3年開催できなかったが、昨年、久しぶりに再開。今年、さらに活気のある開催になったという。