「おかしいな」、特殊詐欺見抜く、四日市北署がファミリーマートのスタッフに感謝状

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【感謝状を手にする近藤頌吾さん(中央)。左は林忠雄署長=四日市北署】

 電子マネーのプリペイドカード購入を怪しみ、特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、四日市北署は5月23日、ファミリーマート四日市東富田店のアルバイトスタッフ近藤頌吾さん(26)に感謝状を贈った。ゲームのプリペイドカードを購入しようとしたが、手に持っていたスマホの表示を不審に思ったという。

 感謝状の贈呈式が同日あり、林忠雄署長が手渡した。林署長は「詐欺が多発するなか、被害を防いでいただき感謝しています。コンビニは被害を防ぐ最後の砦のひとつで、ありがたいです」とお礼を述べた。

 同署や近藤さんの話によると、3月21日昼ごろ、70歳代の男性が来店し、1万数千円分のゲームのプリペイドカードを購入しようとした。見ると、スマホには番号を入力する画面が表示されており、「ここに番号を入力すればお金がもらえる」などと話したという。当選した宝くじの受け取り手数料の名目で金を要求されたものらしく、「おかしいな」と思ったという。

 詐欺を疑った近藤さんは店のほかのスタッフに相談し、店から署に連絡したという。「お年寄りが多くみえる店なので、被害を止められてよかった。これからも詐欺にかかることを防げればいいなと思います」などと話していた。