資源エネルギー庁かたる不審な通知 自治体などが注意呼びかけ

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【資源エネルギー庁をかたる文書(三重県のホームページより)】

 三重県は、経済産業省資源エネルギー庁をかたり、「違反事項通知書」などの内容で、太陽光発電設備の点検を促す不審なちらしや文書が配布されているとして注意を呼び掛けている。

 県がホームページに例として掲載している文書によると、「あなたの管理する下記の太陽光発電システムは電気事業法に則り、発電事業者に対して、設備の適切な維持管理を求めており、本システムは点検事項を満たしておりません」などと記載されている。また、「設備認定の執行」や「太陽発電システムの撤去」とも記され、行政執行手続きに移るとある。

 他にも、「違反内容」が「点検未実施」と明記され、点検を実施後は結果を報告することを促す内容となっている。

 県では、事業者とのトラブルになる可能性があるとし、文書に基づき契約を検討している場合などは、消費者ホットライン(118)へ連絡するよう案内している。