体操アジアジュニア選手権大会で優勝 相好体操クラブの棟田さん 市長に結果報告

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【メダルをかけ笑顔をみせる棟田さん=四日市市諏訪町】

 四日市市大井手の相好体操クラブに所属する棟田琳音さん(三滝中3)が5月24~26日、ウズベキスタン・タケシントで開催されたアジアジュニア体操競技選手権大会に出場し、個人総合(跳馬、段違い平行棒、兵器演題、ゆか)で優勝、団体で2位の成績を収めた。自身初の国際大会で活躍、「金メダルを狙っていました」という棟田さんは6月19日、四日市市役所を訪れ、森智広市長に結果報告をした。

 「初めての海外での大会、いつもと違う雰囲気、緊張感がありました」と大会を振り返った棟田さん。それでも同世代の日本を代表する選手として、「プレッシャーもあったけど、ミスなくできました」と話す。
 
 沖縄出身で、体操の練習環境を求めて、家族と離れて四日市で暮らす。同クラブにはパリ五輪代表に内定している岡村真さんがいる。練習の様子などを見て「本当にオーラがあります」と話し、自身は4年後のロス五輪への出場を目指す。今後はスコアだけでなく、表現力をもっと磨いていきたいそうだ。

 森市長への報告時には獲得したメダルを持参。並んだメダルを見て、「本当に素晴らしい。希望しかないですね」と森市長は話していた。

 得意は跳馬で2023年の全日本種目別選手権では8位入賞、今年のNHK今後は杯では個人総合10位でナショナル選手入りをした。間近には、全日本ジュニアや全中といった大会がある。棟田さんは「自分の演技を出し切り、それぞれの大会をしっかり勝ちたい」と話していた。