「世界で戦える選手になりたい」 四日市市立三滝中3年の棟田さん 全中体操での結果を報告

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【メダルを手にする棟田さん(左から2番目)=四日市市諏訪町】

 四日市市立三滝中学校3年の棟田琳音さんが、8月に新潟県上越市で開催された「全国中学校体操競技大会」の段違い平行棒で優勝、跳馬で2位に入賞した。四日市市大井手の「相好体操クラブ」で練習に励む棟田さんは報告のため、9月18日に四日市市役所を訪問し、森智広市長や四日市市議会の石川善己議長、廣瀬琢也教育長に、大会での様子や今後の目標を話した。

 今年の5月には、ウズベキスタン・タケシントで開催されたアジアジュニア体操競技選手権大会に出場し、個人総合(跳馬、段違い平行棒、兵器演題、ゆか)で優勝、団体で2位の成績を収めた棟田さん。全中での成績は、総合で優勝できなかったことなど悔しさもあるという。

 相好体操クラブには、パリ五輪で日本代表として出場した岡村真さんが所属。棟田さんは、4年後のロス五輪への出場が目標で、「出場するだけでなく、世界の舞台で戦える選手になりたい」と話した。

 森市長は「将来の活躍が楽しみですね」と期待を込めて話していた。11月に四日市市の市総合体育館を会場に開催される第78回全日本体操団体選手権に出場予定で「チームに貢献できるようにしたい」と棟田さんは大会への思いを話していた。