菰野町役場東側の国道306号線の両側の街路樹に11月30日、イルミネーションが輝きだした。同町の商工会青年部が企画した「ウインターイルミネーションこもの」で、約4万個のLED球のきらめきが通りを美しく照らしている。
去年から、「菰野の冬の風物詩をつくって地域を盛り上げよう」と始まった事業。昨年は片側の街路樹を彩ったイルミネーションは、今年は2倍の数に当たる4万球のLED球を使用して両側に装飾を施した。事業には183の事業所、団体が協賛しているという。
点灯初日は午後3時からイベントが開かれた。菰野町役場北駐車場には、キッチンカーやしゃぼん玉ショー、ステージでのダンス披露などがあり、イルミネーションを心待ちにしている人でにぎわっていた。
午後5時から始まった点灯式では、ステージ上で、商工会青年部が取り組む菰野町の幼保園に向けた絵本の贈呈があった。菰野町からは、同町の諸岡高幸町長が商工会青年部へ感謝状を手渡した。
いよいよ点灯の瞬間、会場内で配られたペンライトを持った子どもらが注目する中、カウントダウン、街路樹のイルミネーションが輝き出すと会場からは拍手が沸き起こった。
早速イルミネーションが輝く街路樹のある歩道を歩く人もいて、スマートフォンで撮影を楽しむ様子も見られた。「両側で輝いて光の道がすてき」と話す人もいて、楽しんでいた。
点灯期間は2025年2月23日までで、時間は午後5時から同10時。状況によって、点灯時間は変更する場合がある。