日本一目指す 女子ラグビーチーム「PEARLS」 ホームゲーム前に四日市市役所訪問

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【パールズのポーズで記念撮影(左から中岡代表理事、ポーシャ選手、森市長、齊藤選手、齋藤久GM)=四日市市役所】

 三重県、四日市を拠点に活動する女子ラグビーチーム「PEARLS(パールズ)」は12月15日、参戦中の第27回女子ラグビーフットボール関西大会で、ホームスタジアムである鈴鹿市の三重交通Gスポーツの杜鈴鹿での試合に臨む。15人制での3年ぶり日本一を目指すチームにとってのホーム戦を前に、選手、関係者らは同13日、四日市市役所を訪れ、同市の森智広市長に意気込みを話した。

 市役所を訪問したのは、中岡昭彦代表理事、齋藤久ゼネラルマネジャー、ポーシャ・ウッドマン ウィクリフ選手、齊藤聖奈選手の4人。ポーシャ選手は女子7人制ラグビーのニュージーランド代表で東京五輪、パリ五輪の金メダリストだ。

 今シーズンは、太陽生命シリーズで総合準優勝、SAGA2024国民スポーツ大会では3位と、優勝まであと一歩という悔しい結果が続くPEARLS。15人制のシーズンでは、女子ラグビーフットボール関西大会で上位2チームになると、第11回全国女子ラグビーフットボール選手権大会へ出場が決まる。15人制で3年ぶりの日本一を目指し、齊藤選手は「大会の3戦目は、いつもお世話になっているホームでの試合。チームもいい状態ですし、日本一が獲れます」と力強く話した。

 女子ラグビーフットボール関西大会のこれまでの2試合は、11月17日の試合は、大学やクラブチームで構成される「合同Bチーム」を相手に119-0で、12月1日には「九州・ながと合同」と対戦し66ー11と連勝している。12月15日は5つのクラブチームで構成される「合同A」と対戦する。ポーシャ選手は「ホームの応援団ががたくさんいるので、とてもエキサイティング、楽しみにしてほしい」と話していた。試合開始は午後1時からで入場無料。

 ポーシャ選手「三重はとても美しい」 

 ポーシャ選手は森市長から「日本の女子ラグビーはどうですか」と聞かれ、「とても素晴らしい。齊藤選手のようなレジェンドもいて学ぶことがたくさんあります」と話した。すでにチームで「大活躍、大注目」のポーシャ選手は「楽しんでいるし、皆がとても優しい。ラグビーの知識やスキルも高く、もっと強くなろうというチームの思いがある。ニュージーランドにはない戦術もあり、学ぶことが多い」という。三重県について「美しいところがあって素晴らしい」と笑顔で話していた。

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