三重県四日市市のユマニテク短期大学で8月30日、高校生向けのオープンキャンパスと、子育てを支援するために学校を地域の親子に開放する「ユマっ子ルーム」を同日に開催する企画があった。保育を学ぼうと考えている高校生には、子どもの保育の様子を間近に見学できる貴重な体験にもなった。
同短期大学は、保育士や幼稚園教諭を目指す学びの場で、同短大を進学の選択肢に入れている高校生に学校を紹介するオープンキャンパスと、保育を学ぶ学生が実践の場としている「ユマっ子ルーム」をドッキングさせたのはこの夏初の試みという。
オープンキャンパスは高校生の授業などの関係で夏休みなどの休日を利用して開いている。「ユマっ子ルーム」は昨春始めたばかりの試みで、未就園児を対象に地域の子育てに利用してもらっている。通常は月1回、平日の午前中に開いているが、今回、高校生に保育の実際を体感してもらおうと、開催日を合わせたという。
オープンキャンパスには高校1~3年の約50 人が参加。「ユマっ子ルーム」には初めて利用する家族を含め、子ども19人の計11家族が参加した。0~5歳の子どもたちは水着に着替えて水遊びをしたり、手遊びや絵本などで過ごした。高校生は、学校案内の説明を聞いたあと、屋外で水遊びをしている子どもたちの保育の様子を見学し、いきいきとした表情を目に焼き付けた様子だ。
高校生たちは、同短期大学の教授で、造形表現が専門の「ヤスコ先生」こと安藤恭子さんから水彩画具の扱い方などを習った。安藤さんは岐阜市在住で、岐阜県でも活躍し、四日市市の学童関係の大人の研修の講師も務めたりいている。ユーモアにあふれる語り口で、高校生のやる気を引き出していた。
