四日市花火大会が8月31日、3年ぶりに開かれ、スターマインなど3000発の花火が四日市の夜空を彩った。会場が四日市市千歳町のふ頭へと変更され、初めての開催だ。YOUよっかいちの読者アンケートでは、会場への入場が四日市市民限定の8千人の抽選で、シャトルバスでの入場になるなど、新しい開催方法に戸惑いながらも、期待を寄せる声もあった。会場の様子を取材した。

【屋台の列に並んでいたカップル】
にぎわいエリアでは
午後5時、納屋防災広場に80店ほどの屋台が並ぶ「にぎわいエリア」を訪れると、かき氷や唐揚げなどの店に列ができていた。このエリアは、抽選に外れた市民や市外の来場者も楽しめる開放空間で、浴衣を着た若いカップルや親子連れなど大勢の人が、お祭り気分を味わっていた。

【当選し家族で屋台料理を食べる石田さん一家】
家族4人で訪れた石田圭さんは「商店街でポスターを見て花火大会が抽選と知って応募した。自宅のマンションからも花火は見えるけど、4歳の下の子は初めての花火で、お祭りの雰囲気も体験できるので、会場に来られて良かった」と話していた。

コンビナート夜景とのコラボ花火やこにゅうどうくん花火も
午後7時過ぎ、会場は海風が吹き、昼間ほどの暑さはなかった。「オープニングスターマイン復活の光」と題した第1幕の花火が打ち上がり、3年ぶりの四日市の夜空に花火が開くと、拍手と歓声が上がった。第3幕は「コンビナート夜景に包まれて」、第4幕は「こにゅうどうくんを探せ」とネーミングされ、3幕の打ち上げを担当した花火業者の高木煙火株式会社の高木大輔社長は「コンビナート夜景に合わせて、花火の上がる高さや色など、相性も考えた」と話した。猫などの動物の花火の合間にこにゅうどうくんの形の花火が上がり、子どもたちの「こにゅうどうくんだ〜」と喜ぶ声が上がった。

【猫の顔の花火】
迫力満点の一尺玉
第6幕では開いたときの直径が300メートルほどになる一尺玉が上がった。2023年までは霞ケ浦地区が会場だったが、観客席と花火の打ち上げ場所までの距離(保安距離)が近く、開いた時の直径が170メートルほどの5号玉までに限られていた。千歳会場では保安距離を十分に確保できるため、一尺玉が上がった。胸に響く重低音と空を覆う光の迫力に50代の女性は「毎年会場で見てきたけど、今までの花火大会より大きくて迫力があった」と話した。
午後8時前、第9幕のフィナーレの特大スターマインが打ち上げられ、復活した花火大会の幕が閉じられた。
アンケートに答えるとプレゼントが当たるかも
来年以降も安全安心に花火大会を開催するためには、ひとりひとりの協力が欠かせないとして、実行委員会は「皆さまと共に作り上げる花火大会をめざしています」と話し、「2025四日市花浴び大会アンケート」フォーム(https://logoform.jp/form/7p72/hanabi_goiken)で、意見や感想を募っている。
