第54回北海道大物産展が10月15日、三重県四日市市の近鉄百貨店四日市店で始まった。北の名店が集結する人気の催事で、21日までの第1弾と22~28日の第2弾を合わせ、17店入れ替わりの、延べ82店が出品する。その場で作り上げる実演販売の店が多いことも特徴で、店と客のやりとりでにぎわっている。
新鮮な海鮮弁当では、函館「五稜郭 谷ふじ」の生まぐろを中心にした弁当が、一部の海鮮を売り場で選べるようになっている。牛肉10種を詰め込んだ札幌「金獅子精肉店」のステーキ弁当など、期間中に8店が登場する。第2弾になると札幌「シハチ鮮魚店」のホタテやイクラなど海鮮8種を豪快に盛った名物海鮮丼や、札幌「豚丼 銀の舞」の豚丼弁当なども登場する。


弁当だけでなく、「ESSEN SAPPORO(エッセン)」の道産牛チーズステーキバーガーも人気の品という。第1弾のみの登場というが、持ち帰りのほか、イートインでも食べられる。第2弾では「札幌らーめん輝風」が茶屋で登場する。

惣菜類も海鮮など盛りだくさんで、干物やサーモンルイベ漬、日高昆布ちりめん、本数の子黄金松前など、北海道ならではの味覚が並んでいる。
スイーツやお菓子類も人気で、初登場の帯広「La Glacier TOKACHI」は、旬の果実と十勝の食材を使ったアイスクリームを販売。日によって異なるフレーバーが用意されるそうだ。小樽洋菓子舗ルタオのサンデーは、十勝ジャージーミルクのソフトクリームにチーズケーキ、北海道産イチゴのソースをかけた品。第1弾のみの販売という。
