「途中まで読んで気づいた」車椅子の少女が空想した“特別な馬”の正体とは?|メリーゴーランド増田さんの1冊

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『ウマになれたらいいのにな』

 ウマだったらいいのにな
 いちにちじゅう はしりまわっちゃう。
 いきたい とこには、どこでも いける。

 外国の生活、馬が走ってる姿。とても美しい絵の連続だ。読み進むうちに、そうだな、子どもって、いろんなものになりたがるよな、と思う。
 でも、この馬は特別だ。プールでも飛び込んで泳ぐ、妹を背中に乗せて、学校に送っていく。
 自由に空想を広げて、あばれ回るりっぱな馬になる。途中まで読んでいくと、この空想の主は車イスに乗っている子であることがわかる。

 すいえいたいかいでは ひっぱりだこよ。
 いつもは くるまいすの わたしだって!

 最後のページ、妹をおんぶして走るのは本人の姿?
馬と同じ柄のTシャツを着てるよ。

作 ソフィー・ブラッコール
訳 山口 文生
評論社 2,200円(税込)


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