三重県立総合医療センターに子ども向け図書、「本よもうねっとMIE」の取り組みから

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【寄贈の本を手にする新保秀人理事長・院長(左)と坂井哲次長=四日市市日永】

 三重県四日市市の県立総合医療センターに2月6日、絵本など子ども向けの本46冊と木製の本棚が寄贈された。より多くの人に読書が広がるようにと活動している個人や団体のネットワーク「本よもうねっとMIE」の取り組みのひとつで、今回はクラウドファンディングを利用した最初の寄贈。医療センターでは小児科のある病棟に置き、自由に利用してもらおうと考えている。

 寄贈式が同日、医療センターであり、県教育委員会事務局の坂井哲次長(育成支援・社会教育担当)が新保秀人理事長・院長に目録を手渡した。坂井次長から、少しでも本に触れる機会を増やしたいとのねらいなどが語られ、新保理事長・院長は「どこの寄贈かなど分かるようにして本棚を置き、利用してもらいます」などとお礼を述べた。

本と本棚を前に懇談する新保理事長・院長と坂井次長

 贈られた本は、県教委がパンフレットでも薦めている絵本「バルバルさん」「11ぴきのねことあほうどり」「クジラがしんだら」や幼年童話の「としょかんライオン」「ロボット・カミイ」、児童文学の「エルマーのぼうけん」「くまのパディントン」など。本棚は県立久居農林高校環境保全コースの生徒6人が手作りしてくれた。

 寄贈式の前、準備をしている医療センターの職員が絵本を手に取り、「これは読んだことがある」「本の世代が変わったかな」などと読書が話題になっていた。「本よもうねっとMIE」は2024年10月に創設され、県のPTAや図書館、幼稚園や小中学校、書店、企業などが参加して「いつも本がそばにある環境を整える」ことをめざして活動しているという。クラウドファンディングを活用した本は県立子ども心身発達医療センター(津市)にも贈られる

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