若手農家のチャレンジの場を 種兵マルシェ開催

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 1911年創業の「種兵」(四日市市城西町)は、7月23日から8月7日までの土日、店舗前駐車場で地元若手農家の応援企画「種兵マルシェ」を開く。今回で3回目の開催で、「新型コロナの影響で飲食店への出荷が少なく、困っている」「消費者から直接野菜の評価を聞きたい」などの声を聞いた種兵の田中優策社長が「若手農家がチャレンジできる場を作ってあげたい」という思いから、開催することとなった。【野菜を買いに来た人に笑顔で対応する地元農家ら=四日市市城西町で】

  出店農家は5軒で、ロゴシールを貼った袋に入った野菜などが並んだ。それぞれの農家の紹介をしたパネルも売り場には設置されている。昨年の夏に開催した時から「来年もしてほしい」という声もあり、中には毎週買いに来るようになった人もいるという。

 3回目の開催初日となった7月23日には、スイカやトウモロコシ、ナスやピーマンが販売された。中にはあまり見ることのない色の白いピーマンなどもあり、来店者は興味深そうに見ていた。

 開催は7月23日から8月7日(日)までの毎週土日。時間は午前10時から午後4時ころまでを予定している。