御在所に冬の便り そり遊びスタート 樹氷も

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そりに乗って2人の子どもがはしゃいでいる
【笑顔でそりで遊ぶ子ども】

 クリスマス前の暖かさから一転、冷え込みが戻った御在所岳で、第1そりゲレンデ(三重県菰野町)が12月27日にオープンした。スキーゲレンデは積雪不足でまだ利用できないものの、山上公園では樹氷が見られ、一面が白銀の世界に包まれている。

樹氷を見る人が2人いる
昨年の樹氷



 今季は12日の寒波から人工降雪機を稼働し、第1そりゲレンデの整備を開始。例年より気温が高い上、降雪も少なかった。26日午前6時頃から降雪があり、山上で約20センチの積雪となった。第1そりゲレンデの積雪は人工雪と合わせて積雪は40センチになり、そりができるようになった。

赤いそりに乗って黄色のスキーウエアを着た子が笑顔で滑っている



 第1そりゲレンデは、スキーゲレンデとは別のそり専用のゲレンデ。 最長滑走距離は100メートルで、小学2年の黒田華さんは「ゲレンデの上の方から滑るとスピードが出て、冷たい風を感じるのが気持ちいい!」とにっこり。

黄色のそりに乗る男の子


 小学校4年の黒田昊さんは「雪がさらさらで気持ちいい!意外とスピードが出て爽快!」と笑顔で話した。

 そりは600円でレンタルができ、スノーブーツのレンタルもある(500円)。そりとスノーブーツセットは1000円 。

 スキーゲレンデ(初級者コースのみ)は当初、元日から営業予定だったが、積雪不足により1月10日(土)からの営業を予定をしている。積雪状況により変更(前後)になることもある。

 御在所ロープウエイは年末年始も通常営業し、元日はガラガラ抽選会やマジックショーの開催の他、お土産ショップにて福袋などの販売もある。天候次第では運休の可能性もあるため、最新情報は公式サイト(https://www.gozaisho.co.jp/)で確認できる。

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