2026年度一般会計当初予算案から、分野別におもな事業を紹介する。初回は「子育て・教育」の分野(市による分類に基づく)から。カッコ内の「新」は新規事業。(不定期に掲載します)
■こどもの居場所づくり事業(5290万円)
こども食堂や学習支援など、こどもの居場所づくりの事業をする団体に経費の一部を補助する。事業の質の向上や団体間の相互連携を進めるための訪問、助言などサポート・コーディネート事業を行う。多様な居場所づくりのため、小学生高学年、小中学生のための居場所を継続し、高校生年代の居場所では7月から中心市街地の商業施設を活用する。
■学童保育事業(10億6773万4000円)
指導員の経験年数や実績などに応じた処遇改善と合わせ、研修体制を充実させ、人材確保と保育の質の向上に努める。建築工事に補助し、適切な場の提供体制を確保し、安全性の向上を図る。学童ニーズに対応するため、送迎支援事業への補助を拡充し、新たに夏休みの児童預かり事業を実施する。
■私立幼稚園一時預かり事業費補助金(5157万4000円)
待機児童対策事業のひとつで、認可保育施設に入所できなかった2歳児の受け皿として、定期的な預かりを実施する私立幼稚園に対して運営費の補助を行い、待機児童の解消をめざす。
■医療的ケア児受入事業費(新、2423万4000円)
医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律に基づき、公立の保育所等において、医療的ケア児の受け入れを可能とするためのベッドなどの設備環境の整備や、訪問看護ステーションへの委託などを行う。受入児童は6人を見込んでいる。
■橋北小学校改築整備事業費(8437万3000円)
1958年建築で、築70年が近いため、2030年度までの整備事業のうち、今回は改築工事に関する実施設計や測量の業務委託などの費用で、ほかに仮設校舎リースのための債務負担行為が8億2980万円。教室や管理諸室などの適切な配置による効率的な動線を確保し、様々な学習形態に活用できる学習スペースを教室に併設することや、省エネ化を図る。
■新教育プログラム推進事業費(4億1304万2000円)
市独自の「新教育プログラム」は、読解力向上、論理的思考力向上、英語コミュニケーション能力向上など6つのテーマで就学前から中学卒業時までに育成すべき資質や能力を培う。今回は、このうち、体力・運動能力向上プログラムで、学校の水泳指導について、民間委託プールを活用して行うことを前年度の小学校21校から小学校全37校に広げる。
■学びの一体化推進事業(1633万1000円)
1人1人の学びや育ちについて、就学前から義務教育終了までを見通した連続性を持たせ、「確かな学力」と「健やかな成長」の充実を図る。今回は、小学校高学年で算数の教科担任制を実施するため、非常勤講師を小学校6校に配置する。これにより、中学校の学びにつながる系統的な指導の充実と子どもたちの学力向上を図る。
■四日市版コミュニティースクール推進事業費(1082万3000円)
地域住民や保護者が学校運営に参画する四日市版コミュニティースクール(地域とともにある学校)で、中学校を核に、地域が主体となる放課後の学習支援などを進める。地域の人材をゲスト教師に招き、地域の特性を活かした教育活動で、こどもの居場所づくりにつながる取り組みもする。前年度の4校から8校に広げて展開する。
■部活動サポート事業(1億8906万4000円)
休日の学校部活動は2026年度秋以降、地域指導者による地域クラブ「みんなのブカツ」として全16種目が地域展開される。これが持続可能な活動となるよう、統合型地域スポーツクラブに活動業務を委託、統合型以外の地域クラブの指導員への報酬支払いのほか、スケジュールの共有や保護者との連絡、部活動のあり方検討など、運営体制の構築をする。
■図書館維持管理費(560万円)
新図書館へ移行するまでの間も現図書館が市民に親しまれるよう、利便性向上のための環境整備をする。今回は、授乳ブースを館内に設置し、多目的トイレにおむつ台を設置するなどを行う。









