料理で笑顔に、今年も学生レストランが開店、四日市のユマニテク調理製菓専門学校

, ,
【始まった学生レストランのランチ。料理の提供や説明も学生が担当する=四日市市浜田町】

 三重県四日市市のユマニテク調理製菓専門学校で5月1日、今年度の学生レストランの営業が始まった。総合調理学科の2年生約30人が協力して料理をつくり、給仕や接遇もする。毎年、席の予約を取ることが難しい人気で、初日も約80人の一般客らが訪れた。

 学生たちにはレストランでの実習も大事な勉強だ。1年生の時に食材の切り方から中国料理、日本料理、西洋料理の基本を学んできて、2年生になって、料理をまとまった人数の客に提供する忙しさの中で訓練する。調理や接遇の担当も交替して務め、レストランでのどんな役割も果たせるようにする。

 この日のメニューは「ミニ丼・ミニ麺セットランチ」。本日のお茶(ジャスミン茶)、三種口取り(ザーサイ、春雨サラダ、押し豆腐と干し蝦和え)、ミニ丼・ミニ麺(ミニエビチリ丼、ミニジャージャー麺)、デザート(マンゴープリン)が並んだ。

本日のメニューは「ミニ丼・ミニ麺セットランチ」

 メニューを含め、この日の監修をしたのは調理名誉学科長も務める水谷優先生。名古屋東急ホテル「南国酒家」の料理長などを経て、現在は愛知県調理師会会長でもある。各料理の先生たちが、基本技術を応用して壁を乗り越えられるメニューを課題として学生に課し、実力を身に着けてもらっているそうだ。

 この日の調理で三種口取りを担当した2年生の諸戸紬妃さん(19)は、1週間前に試作で味を確認し、昨日は仕込みもした。「料理でみなさんを笑顔にできたらと思ってきたので、見た目もきれいなよう、食材の切り方にも心を配りました」。まだ、どんな料理の道に進むかは決めておらず、これから続く実習などの中で考えていくそうだ。

 こうした学生たちの努力も調味料になってか、食事を終えて帰るお客さんは笑顔にあふれている。学生レストランは「伊勢志摩地中海クッキングラボ」の名で、和洋の雰囲気の異なる複数の客室を備えている。次は5月15日に日本料理ランチを提供する(1500円、予約は5月7日から)。その後、学生のインターンシップ期間を挟んで6月から来年1月まで20余回の営業をする(夏休みは営業も休み)。予約については学校のホームページで案内される。なお、同校では製菓製パン総合学科による学生パティスリーでの菓子やパンの販売もあり、こちらも6月から始まる予定だ。

初回から満席の学生レストラン

こんな投稿もあります。