第5回 八郷
八郷地区は四日市市中心市街地から北へ約6〜7kmに位置します。朝明川の中流域に点在する自然村として、また、近江や京に通じる八風街道を支える交通集落として歴史を刻んできました。
八郷の名前は明治2...
「コラム」ふるさとの名前 第13回【神前・川島】
神前地区は明治22年、西野村(現在の菅原町)・寺方村・高角村・曽井村・尾平村の5村が合併して三重郡神前村となりました。神前の語源は、式内社神前神社に由来します。
町名の由来は、尾平の尾は山裾...
コラム「歯ブラシの新調時期」【PR】
歯ブラシの劣化に気づかず使い続けていませんか? 長く同じものを使うと雑菌が繁殖しやすくなり、毛先が広がるときちんと磨けなくなります。約1か月を目安に交換しましょう。磨く時に力を入れすぎると毛先が広が...
食を整え心と体育む 豆富や 片岡さん
豆腐を作って110年、大正元年創業の四日市市城山町の「豆富や 片岡」の片岡学さん(55)と小百合さん(55)は、伝統の製法を受け継ぎながら、新商品も開発している。
創業前は井戸の建設をする...
香り華やかなごま油 九鬼産業
創業明治19年(1886)ごま一筋で事業を展開する九鬼産業株式会社(四日市市尾上町)。創業以来培った技術を生かした新商品「九鬼一番搾り純正胡麻油」が2月に誕生。同社看板商品のひとつとして、店頭に並び...
食べたら笑顔に いもや欒(らん)
異業種からの参入や自販機での販売など注目を集める焼き芋。四日市市内山町の畑で育てたサツマイモを、焼き芋や芋チップスにして販売する「いもや欒」の矢田寛子さん(59)は「家族の団欒に焼き芋を」と勧めてい...
第9回 海蔵
海蔵地区は海蔵川が東流し、南側は三滝川に面しています。名前の由来は、漁具を保管する「あくら」と呼ばれる小屋を海人蔵または海蔵と書いたことにちなみます。最初は海蔵川と書いて「あくらがわ」と呼んでいまし...
「かぶせ茶」の魅力知って マルシゲ清水製茶
四日市市水沢町で「かぶせ茶カフェ」を営むマルシゲ清水製茶(清水聖一代表)は、戦後創業の三代続く茶農家。急須でお茶をいれる人が少なくなる中、全国でも高い生産量を誇る地元の「かぶせ茶」の魅力を知ってもら...
第10回 三重・県(あがた)
三重地区は水と自然に恵まれた農村集落として発展してきました。県名の発祥地と誤解されることも多いようです。明治22年に東坂部、西坂部、山之一色、生桑、小杉の5か村が合併して三重村となりました。当初は古...
第8回 橋北
橋北とは、三滝川に架かる三滝橋の北側を意味し、かつては伊勢湾の入り江で、葦が生い茂る湿地帯でした。浜一色とは海浜、浜辺のことで、1種類だけの年貢を負担する土地という意味です。江戸時代に入ると、東海道...