10歳未満の小学生から70代の男女10人が新型コロナ感染 四日市市

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 四日市市は7月29日、市内に住む10歳未満の小学生から70代の男女10人が、新型コロナに感染していることが新たに判明したと発表した。市内の感染者は延べ1263人、三重県内は延べ5661人となっている。

 発表によると、10人のうち、2人は感染経路が不明で、8人は濃厚接触者として検査を受け、感染が判明した。家族内や職場で、感染した場合が多いという状況になっている。

 40代のパート従業員女性と10代の女子中学生は、7月27日に発表のあった40代男性の家族。60代の会社男性と70代のアルバイトの男性は、7月26日に発表のあった40代女性の職場関係者で濃厚接触者として検査を受け、感染が確認された。

 40代のパート従業員の女性は、7月28日に発熱や頭痛、関節筋肉痛の症状が出現。家族3人と職場関係者が濃厚接触者に特定された。小学生の息子が検査の結果、感染が確認されたため、通っている習い事の関係者5人が濃厚接触者に、12人が接触者に特定されている。

 また、7月27日に発表のあった50代女性の濃厚接触者として検査を受けた、親族の10歳未満の男子小学生も感染が確認された。7月24日に女性宅を訪れていたという。

 同市内の感染状況は7月23日から同29日の1週間で54人、前週比増加率は146パーセント、人口10万人当たりの感染者数は17・4人で、国の指標で「ステージⅢ」の感染急増段階が続いている。

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