四日市郵趣会(大嶋篤二代表)は12月10日から同12日まで、1871年3月1日の日本の近代郵便制度の創設とともに、四日市郵便局が開局したことをテーマにした「Welcome Kitte展 四日市郵便局開局150年」を四日市市文化会館(安島)の第4展示室で開いている。入場無料。【日比家宛のはがきの資料と同会が発刊した日比家所蔵葉書図録を手にする同会の会員ら=四日市市安島で】
昨年は新型コロナの影響で中止となり、2年ぶりの開催となった。今回で6回目で、三岐鉄道を創設した日比家に届いた家族宛のはがきを整理し展示。同会では「日比家所蔵葉書図録(明治37年-昭和19年」を発刊、日比宛のはがきから、「四日市につながった世界」などの視点で、紹介されている。
会場では、会員らがテーマを決めて収集した切手などを展示。「世界のトンボ」の切手や「2021年上期発行切手」や「令和における連番切手」などを見ることが出来る。
大嶋代表は「郵便の楽しみ方には、こういうものもあるということを知ってもらえれば」と話していた。開場時間は午前9時半から午後4時半までで、最終日は午後3時半まで。
同会は1972年8月に設立。現在は20人で活動している。毎月会報を発行していて、これまでに349号を発行している。