来年の干支「寅」 アートのように表現 

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デザイン書道家 榮田清峯さん

 文字をアートのように表現するデザイン書道。四日市市垂坂新町の榮田清峯さんは、デザイン書道家として、15年のキャリアがあり、個展やイベントで、書の楽しさを伝えている。【作品を手にする榮田さん=四日市市垂坂新町で】

 6歳から書道を始めた榮田さんは、会社員だった25歳の時、ある筆文字の看板を見て、深い感銘を受け、「自分も書きたい」と思い、デザイン書道を習い始めた。それまで榮田さんが取り組んできた書道とは違い、書にデザイン性を持たせることで同じ文字でも表現が無限に広がり、アイデア次第で、個性を生かした作品が出来上がることに魅了された。30歳の時に会社を退職、デザイン書道家として歩み出した。

 作品の制作をしつつ、看板や商品のロゴなど商業デザインも手掛け、講座などで講師も務める。「書道が初めての人でもデザイン書道を楽しんでほしい」と、その人の個性を生かしながら思いを筆文字で表現できるよう教える。基本的な筆の持ち方線の引き方から始め、時には古典書道の字体が載る辞書などを見てもらいながら、上達の手助けをする。

 榮田さんの作品は書を絵的に表現するのが特徴。来年の干支「寅」の字をトラの顔に見立てて表現するなど、親しみやすさが魅力だ。デザイン書道の楽しさを知ってほしいと今年はパラミタミュージアム(菰野町)で個展も開催した。「まずは書きたいと思うことを楽しんで、その次におしゃれで良い作品に仕上げることを伝えたい」と笑顔で話していた。

来年1月19日(水)午前10時から、あさけプラザ(同市下之宮町)で、2022年の目標・抱負を色紙に書く講座を開く。参加費千円で1月5日(水)までに同プラザにはがきか電子メールで申し込む。

 問い合わせは同プラザTEL059・363・0123まで。

【2021年12月11日発行 YOUよっかいち第202号より】