【続報】三重県506人感染 老人ホームと介護施設でクラスター 新型コロナ

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【三重県庁=津市広明町】

 三重県は4月12日、県内で506人(四日市市発表分118人含む)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。有料老人ホームと通所介護施設では、職員や利用者各10人の感染が判明し、県内151、152例目のクラスター(感染者集団)に認定された。県内の感染者は延べ6万2478人となった。

 発表によると、感染者の市町別内訳は、四日市市118人、鈴鹿市74人、松阪市65人、津市60人、桑名市30人、菰野町26人、伊賀市22人、いなべ市20人、亀山市19人、名張市16人、尾鷲市12人、東員・川越町各7人、伊勢市5人、鳥羽市4人、朝日・多気町、熊野市各3人、明和・玉城・南伊勢・紀宝町、志摩市各2人、大台町、県外各1人。

 県内の入院患者は前日比11人減の129人、うち重症者は1人減で、1月24日発表分以来、78日ぶりにゼロとなった。病床使用率は26・1%。自宅療養者は前日から60人増えて4916人となった。

 クラスターが発生した通所介護施設では、3月28日までに感染した職員2人と利用者8人の陽性が判明。検査対象となる38人(職員8人・利用者30人)のうち、残りの28人は陰性が確認されている。

 職員と入所者各5人の感染が分かった有料老人ホームでは、検査対象者49人(職員21人・入所者28人)のうち、残り39人が陰性となった。

※2022年4月12日午後5時41分追記

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