三重県73人感染、146日ぶり100人下回る 2人死亡 クラスター2例

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【三重県庁=津市広明町】

 三重県は6月6日、県内で73人(四日市市発表分5人含む)が新型コロナウイルスに感染し、80代女性2人が死亡したと発表した。1日当たりの新規感染者が100人を下回るのは、24人だった1月11日以来146日ぶり。

 県内の有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅では、それぞれ168、169例目のクラスター(感染者集団)が確認された。県内の感染者は延べ8万3379人、死者は305人となった。

 県内の市町内訳は津市20人、鈴鹿市11人、伊勢・松阪市各7人、四日市・名張市各4人、伊賀・亀山・桑名市と東員町が各3人、志摩市2人、熊野市と玉城・菰野・大台・明和町が各1人、県外1人。

 入院患者は前日から2人増の85人、重症者は変わらず1人で、病床使用率は18・4%、重症者用は2%。自宅療養者は前日から159人減の1608人となった。

 クラスターが発生した県内の有料老人ホームでは、職員1人と入居者など8人の計9人、サービス付き高齢者向け住宅では職員8人と入居者11人の計19人の陽性が判明していた。

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