「はじまりのいち」が明日から開始 まちなかモビリティも 四日市市

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 四日市市の中央通りで、道路空間を様々な用途に活用しにぎわいの創出などについて社会実験をする「はじまりのいち」が明日9月22日(木)から10月16日(日)までの25日間実施される。【会場の東西に設置された「はじまりエントランス」(9月21日撮影)】

 森智広市長は9月21日、定例記者会見で、「いよいよ25日間の社会実験が始まる。今後、中央通りの再開発に大きな影響を与えることになると予想されます。ぜひ多くの人に興味を持って足を運んでいただきたい」と話した。

 会場は国道1号から三滝通りまでの歩道、緑地帯を含む中央通りと市役所東広場。幅約7・5メートル、高さ約3メートルの「はじまりエントランス」が同21日に披露された。案内図や来場者が将来の中央通りへの期待などをステッカーに書いて貼る「はじまりサイン」が4か所に設置される。

 スケートボードパークのあるパークエリア、飲食や物販などの店舗が日替わりで出店するカルチャー&チャレンジエリア、土日祝日にはイベントが開催され、飲食や休憩に自由に利用できるテーブルやイスが設置され、キッチンカーが出店するイベントエリアがあり、期間中は毎日楽しむことができる。時間は午前10時から午後9時まで。

 実証実験で中央通りを走行する自動運転車両には「はじまりのいち」と「まちなかモビリティ」にはロゴデザインのラッピングがされた。事前予約が必要な車両では9月21日時点で約4割が埋まっている状態だという。

 出店店舗やイベントなどは専用のウェブサイト(https://hajimarinoichi.jp/)で見ることができる。