オミクロン株派生型「BQ・1」 三重県内で初確認 新型コロナ

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「オミクロン株」の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 三重県は12月21日、新型コロナウイルスのオミクロン株の派生型「BQ・1」系統が、県内で初めて確認されたと発表した。

 県によると、抽出した陽性者55人の検体をゲノム解析した結果、11月下旬に既に公表していた20代女性と30代男性の計2人から検出された。BQ・1系統は従来のBA・5系統より感染力が高い可能性があるとされている。

 11月19日には、BQ・1系統がさらに変異したBQ・1・1系統(通称ケルベロス)が既に確認されていた。