「火の用心」をパス回し、四日市市消防本部と女子ラグビー「PEARLS」が協力して火災予防を呼びかけ

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 春の火災予防運動が始まった3月1日、三重県四日市市の大型商業施設イオンタウン泊店で一日消防署長の呼びかけなどが行われた。四日市を拠点に活躍する女子ラグビーチーム「PEARLS(パールズ)」が協力し、店内の客らに防火意識を込めたパスを回したり、買い物中の客にチラシを配って「火事に気を付けてくださいね」と声をかけたりした。【火災予防を呼びかけたPESRLSと四日市市消防本部=四日市市泊小柳町】

 PEARLSからは保井沙予さん、ジャネット・オケロさん、三谷咲月さん、古屋みず希さん、飯塚玲奈さん、ティマイマ・ラヴィサさんの6選手が参加。制服姿になった保井さんが一日消防署長を任命され、「共に火災予防に取り組み、みなさんと一緒に意識を高められたらと思います」などとあいさつした。

 このあと、6選手はラグビーの基本的な技術を紹介。舞台近くにいた買い物客らにボールをパスして交流した。保井さんらは店内を回り、買い物客に火災予防の声かけをしながらチラシを手渡した。

 春の火災予防運動は3月7日まで。消防本部とPEARLSはそれ以降も協力して火災予防の広報などに取り組む予定という。(店内を回って火災予防を呼び掛ける一日消防署長の保井沙予さんら)

 

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