「火の用心 マッチいっぽん 火事のもと」 園児の元気声響く 四日市で防火パレード実施

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【商店街を歩くパレードの一行=四日市市諏訪栄町】

 四日市市防火協会と四日市市消防本部は11月8日、全国で展開される秋の火災予防週間(11月9日~15日)に関連し、諏訪栄町商店街や近鉄四日市駅北口のふれあいモールなどで、防火パレードを実施した。たいすい中央保育園(四日市市鵜の森)や女子ラグビーチーム「PEARLS(パールズ)」のメンバーも参加した。

 防火パレードには、約470の事業所が加盟している四日市市防火協会の企業、事業所の社員も参加。パレード前には同協会の山本勝徳会長が「防火意識を高めていただくきっかけになる活動、ぜひ周囲の方に呼びかけてほしい」などとあいさつをした。

 パレードは、山本会長や四日市市消防本部の真弓明之消防長、PEARLSの選手が「火の用心」と書かれた横断幕を先頭で持ち、諏訪公園を出発。たいすい中央保育園の園児が拍子木を打ちながら「火の用心 マッチいっぽん 火事のもと」と元気なかけ声で道行く人に火災予防を呼び掛けた。

 防火協会加盟の企業、事業所から参加した人は、ちらしなどの入った啓発物品を配りながら、防火意識啓発のためののぼりを持って移動。パールズの選手が秋の火災予防運動にちなんだメッセージを読み上げ、パレードを盛り上げた。

 パレードを終え、真弓消防長は「明日から火災予防運動が始まります。引き続き皆様のお力添えをお願致します」などと参加者に向け、話した。