苦手分野補い合い楽しむ 四日市高校山岳部

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 全国高校総体にも出場している県立四日市高校(四日市市富田)の山岳部は、知力と体力に磨きをかけて仲間と共に自然と向き合っている。【荷物を背負う1年生と登山計画書を手にする2年生=四日市市富田】

 現在、3年生が引退し、2年生7人(女子2人)、1年生5人で活動。ほとんどの部員が登山初心者で、新しいことを始めたいと入部してきた。活動の中心は夏山合宿などの山行だが、多くの部員は活動の集大成として高校総体の登山競技にも取り組む。

 競技では、4人のチームで、登山に必要な体力と歩行技術と生活技術・装備、知識の審査を受ける。県予選の体力審査は規定以上の重さの荷物を背負って難コースを歩き、そのタイムを競う。このため普段は砂や水で重量を増したリュックを背負い、校舎の階段を上り下りするトレーニングや、ランニングで持久力をつけている。

 生活技術審査ではテント設営と炊事の手際良さなどが評価され、必要な装備の携行も求められる。知識審査では天気図作成、気象・自然観察・救急法などのペーパーテストが課せられるので、幅広い知識が必要になる。今年の県予選は男女共に2位で東海総体にも出場。昨年度、女子は全国総体にも出場した。

チームで戦う魅力

 円谷菜々美さん(2年)は「東海大会は天気に恵まれ富士山も見られて良かった。合宿の山登りは、男子に食らいつくつもりで頑張ってついて行く」と話した。部長の藤原悠生君(2年)は、登山中も会話を心掛けコミュニケーションを大切にする。「苦手な分野は補い合うなど、チームで戦えることが魅力。学年や性別に関係なく仲が良く、楽しく活動できる」と笑顔で語った。

【天気図の作成をする2年生】