台風7号 公共施設に大きな被害はなし 四日市市

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 四日市市内でも大雨や強風などがあった台風7号について、同市は8月16日、現時点での被害状況などを発表した。市内では同15日に、転倒事故による救急出動や停電などがあった。【風で飛ばされたとみられる木の枝=四日市市の南部丘陵公園内で撮影】

 8月16日の午前2時40分に土砂災害警戒情報、同4時16分に大雨警報(土砂災害)が解除され、市の災害対策本部は閉鎖。これまで確認されている被害状況としては、転倒事故により軽傷を負った救急出動事案が1件確認されている。公共施設は現時点では大きな被害の報告はなく現在も調査中だという。

 発表によると、停電は4340戸で発生したが、15日中に全て復旧した。また、市内の道路では臨港道路霞4号幹線(橋梁部)、市道水沢宮妻峡線は通行止めが解除されたが、 市道西坂部73号が16日午前10時の時点で倒木対応のため、通行止めを継続した。

 公共交通機関はJR、近畿日本鉄道、三岐鉄道、あすなろう鉄道は16日は通常運行し、伊勢鉄道は安全のため運転を見合わせたという。バスも三重交通の三重京都高速線の新正車庫午前7時7分発、京都駅八条口午前11時発は運休したが以降は通常運行し、三岐鉄道は通常運行。 

 また、市が開設した避難所では8月15日午後7時までに自主避難した32世帯39人は全員は帰宅したという。