大会収益金を社会福祉事業へ寄付 四日市市の空手団体「優真会」 

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【感謝状を手にする優真会の佐藤師範代(右)=四日市市役所】

 NPO法人日本徒手空拳道連盟優真会(古川尚樹理事長 本部道場 四日市市北浜田町)は10月27日、同15日に開催した「不撓心カップ2023」の収益金20万円を「社会福祉事業に役立ててほしい」と四日市市社会福祉事業振興基金へ寄付した。同団体の佐藤博英師範代が四日市市役所を訪れ、同市の森智広市長に目録を手渡した。
 
 大会は四日市市総合体育館(日永東)で開催された。34の団体から過去最高となる279人の申し込みがあったという。年代や性別のクラスに分け、顔面無しのフルコンタクトルールで行われた。

 新型コロナの影響で、大会の開催を見合わせた時期もあったが、2010年、12から13、17、18、19、22年と同様の寄付をしてきたという。

 佐藤師範代から目録を受け取った森市長は「大切に使わせていただきます」と話し、市からは同団体へ感謝状が贈られた。これまでの寄付額は189万6943円になったという。

 優真会は、本部道場周辺の清掃活動などもしていて、佐藤師範代は「寄付や清掃など、可能な限り続けていきます」と話していた。