「優勝を狙っていた」 四日市市出身の高田高2年山本さん 全国高等学校新体操選抜大会を制覇

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【優勝カップを手にする山本さん(中央)と堀監督(右)=四日市市諏訪町】

 高田高校新体操部に所属する四日市市出身の山本響士朗さん(2年)は3月18日から20日に彩の国くまがやドーム(埼玉県)で開催された「第39回全国高等学校新体操選抜大会」で優勝した。開催当時はまだ1年生、上級生も出場する中での全国制覇だ。

 山本さんは、同部の堀孝輔監督とともに、報告のため4月25日に四日市市役所を訪れ、森智広市長に大会での様子や今後の目標などを話した。

 スティック、リング、ロープ、クラブの4種目で競う中で、クラブでは2位、その他は全て優勝した山本さん。1日で4種目をする中で、体力面を重視した練習に力を入れたという。「優勝を狙っていた」と、自らに課した「ノーミス」と目標もクリアできたものの、最終種目のクラブで少し疲れがでたそうだ。

 1年生が同大会を制したのは9年ぶりだという。過去の覇者には堀監督もいる。ただ連覇をした選手は30年以上いないそうで山本さんには、「連覇」の期待もかかる。5月のユースチャンピオンシップ、夏のインターハイなど全国のライバルと競う機会がある。選抜大会を制し追われる立場になったが「どの大会でも優勝を目指します」と闘志を燃やす。

 森市長は「追われる立場になって大変なこともあると思うが頑張ってほしい」と山本さんに声を掛けていた。

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