三重県四日市市波木町の「NPO法人 体験ひろば☆こどもスペース四日市」が、乳幼児を育てる親「同士」の交流の会を10月から4回シリーズで開く。参加申し込みは先着順ですでに始まっており、絵本、簡単クッキング、親子での観劇のほか、最後の回では親同士でリラックスして語り合える場をつくるという。
「はじめてパパ&ママのプログラム2025 プチコパン」のタイトルで、第一子が0~2歳の親子が対象。「コパン」は友達や仲間の意味があるフランス語。子育て最中の親「同士」の聞いてみたい、話してみたいことを語り合い、ゆったりと過ごしながらこどもとのふれあいのヒントを見つける企画だ。
初回は10月31日の「はじめての絵本」。はじめましてのあいさつから、たくさんの絵本の中からおすすめの絵本を読んでみる。2回目の11月21日は「はじめてのクッキング」。こどもと一緒に簡単なおにぎりづくりに挑戦する。

3回目は12月5日の「はじめての鑑賞」。0~2歳の子も一緒に見られるお芝居を観劇。おそらく、赤ちゃんにとっての初の観劇に。2026年1月16日の最終回は「はじめての大人時間」。こどもと離れ、ティータイムを親「同士」で過ごす。ひととき、日常の子育ての大変さから離れて過ごす。
募集する親子は8組で、劇の鑑賞代などを含め参加費は4000円(4回通し)。申し込み、問い合わせは同こどもスペース四日市(059-321-0883)。ホームページからも申し込める。
体験ひろば☆こどもスペース四日市は、「四日市子ども劇場」を前身に、子どもたちにからだと心を刺激する体験を提供しようと、2001年に法人格を取得しての活動を始めた。波木町の事務所は多世代の居場所として開放し、子どもの体験活動のほか、子育て支援の取り組みをしている。(記事中の写真は、体験ひろば☆こどもスペース四日市の提供です)