三重県内最大客室数「アパホテル〈近鉄四日市駅前〉」が起工式、関係者ら約100人が出席

,
【多くの関係者が出席した起工式=四日市市諏訪栄町】

 全国最大規模のホテルネットワークを展開するアパグループは3月11日、三重県四日市市で「アパホテル<近鉄四日市駅前>」の起工式をした。三重県では初の直営ホテルで、地上14階、全385室、露天風呂付の大浴場や最新のサウナ設備、レストランなどを併設する県内最大級のホテルになる。2027年12月の開業を予定している。

 起工式には元谷一志社長兼CEOなどアパグループの関係者、ホテル建設関係者、地元来賓ら約100人が出席した。森智広市長も出席した。起工式に先立ち、元谷社長は記者会見を開き、四日市市では初進出となるこのホテルへの期待などを語った。

記者会見で四日市への期待などを語る元谷一志社長兼CEO

 元谷社長は、アパグループの2025年11月期連結決算(速報)について、売上高2667億円、経常利益996億円の増収増益で、3期連続で過去最高益を更新したことなどを報告した。2027年3月末までにアパホテルネットワークとして15万室展開を目指している目標も前倒しで達成できそうだとも説明した。

 記者会見の資料などによると、「アパホテル〈近鉄四日市駅前〉」は、近鉄四日市駅北出口から徒歩2分の好立地にあり、敷地面積は約1233㎡、建築面積約698㎡。鉄骨造り地上14階建てで、延べ床面積は約7263㎡。客室の内訳はダブル357室、ツイン24室、デラックスツイン4室。

「アパホテル〈近鉄四日市駅前〉」の完成予想図(アパグループ提供)

 2024年秋に開発用地を取得した時点で発表した計画客室数は373室で、今回、客室数はさらに増えた。元谷社長は、四日市市が県内最大の商工業都市で、半導体関連企業の設備投資が進んでビジネスの宿泊需要があること、鈴鹿サーキットやナガシマスパーランド、なばなの里などのレジャー需要なども見込め、将来に向けての大学構想などもあると期待を述べた。

 一方で、この日が東日本大震災から15年にあたることから、自らの当時の体験なども触れ、災害対応の重要さを語った。四日市市内でも昨年、大雨による被害があったこともあり、さまざまな備えをしなければいけないと考えているとも述べた。

 記者会見の資料によると、客室標準仕様では、大型液晶テレビや空気中のカビ菌、ウイルスなどに強い新型エアコン、環境に配慮した羽毛布団、通常より節水能力の高いオリジナルユニットバスなどを予定しており、シングルルームを必要に応じて繋げて利用できるコネクトツインルームも備える計画という。

こんな投稿もあります。