窓口の受付時間を2027年1月から変更、午前9時~午後4時30分、四日市市

, ,
【窓口の受付時間の短縮について説明する森智広市長=四日市市諏訪町】

 三重県四日市市は、2027年1月から本庁舎、地区市民センターなどの窓口の受付時間を短縮し、午前9時から午後4時30分までとする。これまでの受付方法だと職員の時間外勤務が前提になってしまっていたことや、実際の受付状況などから変更を決めたという。

 森智広市長が定例会見で説明した。一方で、ワンストップで複数の窓口でしていた手続きができるようになる「おくやみ窓口」を今年10月に設置し、市民の質問に対応する総合コールセンターを来年1月から開設する。

時間外勤務の常態化を改善

 市によると、職員の働き方を見直し、窓口での対応の変更で生じた時間を、ほかの業務に有効に振り分け、全体として市民サービスの向上を図るという。県内では9市町ほどで短縮を実施しており、時間外勤務の実態は、金銭に換算してみると、約3000万円の削減になるという。

 現在は、職員の勤務時間である午前8時30分~午後5時15分と同じ時間帯で窓口の受付業務をしているが、窓口業務のための準備や終了後の片付けなどの必要から、時間外勤務が常態化しているという。

 市が来庁者の状況を調べたところ、窓口を訪れる人の約9割は午前9時~午後4時30 分に収まっていた。また、住民票など各種証明書のコンビニ交付が普及し、発行件数も2022年度の3万件余から2024年度の6万5000件余へと2倍以上になっている。こうした利用状況も含め、計75分間の短縮を決めたという。

 短縮の対象になるのは本庁舎、総合会館、各地区市民センター、上下水道局などの全窓口と電話受付。消防本部情報指令課と全消防署、市立四日市病院、市民窓口サービスセンター(近鉄四日市駅高架下)、はもりあ四日市、施設利用そのものを提供する施設(図書館、博物館、四日市競輪場、その他スポーツ施設を含む各指定管理施設など)や各所属で実施している夜間、休日窓口などは変更しない。

 窓口の短縮をカバーする目的もある総合コールセンターは、市役所開庁日の午前8時30分~午後5時15分とする予定で、コールセンター以外にも一般的な質問に答えるFAQサイトも開設する。交付手数料が50円~100円安くなるコンビニ交付サービスの利用も勧めていく考えだ。

 市は、窓口での受付時間変更を周知するため、「広報よっかいち」や各窓口でのポスター掲示などでお知らせするという。

こんな投稿もあります。