急な通院や少し子どもと離れたいなど、子育て中の「今すぐ助けて」に応える民間支援「育児119」が、家庭を訪問して子どもの保育や見守りを担う「頼ってさん」を募集している。支援を必要とする家庭に対し、三重県内の登録者が不足しているためで、11月7日に四日市市楠町の楠交流会館で説明会を開く。
育児119は、子育て家庭向けの民間支援サービス。保護者からの依頼を受け、体調不良やワンオペ育児、夜間のSOSなどに対応するほか、電話相談も行っている。子育て経験者や保育士らが研修を受けて登録し、依頼のあった家庭を訪問する。
四日市市在住の「頼ってさん」、野嵜あずみさんも2人の子どもを育てながら活動している。以前、南勢地方の家庭から「今すぐ来て」と依頼を受けたが、自身も子育て中で遠方まで向かうことができず、津市の登録者が対応した。「もう少し近ければ行けたのに」と感じたという。

現在、県内の「頼ってさん」は16人。本業や子育てと両立しながら活動する人が多く、依頼があってもすぐに対応できないケースがある。9月末に四日市市内で開かれた託児付きランチ会では、四日市近郊の登録者だけでは人手が足りず、明和町から応援に駆け付けた登録者がいたという。野嵜さんは「北勢地区で30人くらい必要」と話す。
「頼ってさん」の仕事は、依頼者の家庭を訪問し、戸外遊びや食事の補助などの保育、見守りをすること。子育てに関する悩みを聞くこともある。
かつては近所の人や友人らに子どもを預ける機会もあったが、相手の負担を考えて頼みにくいと感じる人もいる。育児119では、必要な時に気兼ねなく頼れる民間の支援先として、地域の「頼ってさん」を増やしたい考えだ。

野嵜さんは「私たちと一緒に、家族支援という新しい働き方をしませんか」と呼び掛けている。
育児119の公式インスタグラム(https://www.instagram.com/ikuji119.mie/#)で情報を発信しており、説明会の申し込みはフォーム(https://forms.gle/kp9z5tFeSJDJ5w827)から受け付けている。















