児童生徒の緊急一時預かりを実施 四日市市

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 四日市市内の公立小中学校は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、明日3月5日から同24日まで臨時休業となる。同市では、公立の小学校全児童1万5684人に休校中の過ごし方調査を実施、結果を受け、自宅などで一人で過ごすことができない児童に対し、在籍する学校での緊急一時預かりをすると発表した。

 調査は3月2、3日に行われ、発表によると、調査の結果は小学校3年生以下の一人で過ごす児童、およびきょうだいで過ごす児童は563人、相談希望のある児童は274人だったという。調査は、小・中学校の特別支援学級在籍児童生徒607人にも実施した。

 また、家庭での過ごし方の見込みに人数については、学校での一時預かりは563人、学童保育は1,824人、自宅などの居場所がある児童は13,187人、放課後等デイサービスは204人、未回収が110人という結果だった。

 対象は「家庭の事情等により、自宅等において一人で過ごすことができない児童(小学1年から3年)」「特別支援学級在籍児童生徒および通常学級に在籍する放課後等デイサービスを利用している児童生徒」で、場所は在籍する学校。時間は午前8時半から午後3時半。学校が配布した家庭学習課題などによる自習をする。

 期間は土日祝日を除く3月5日から同24日。一時預かり中は給食がない。持ち物は、筆記用具、学習に係る道具や上靴、弁当、水筒で、送迎は保護者が行い、登校前には検温をし、不安がある場合は登校を控える。手洗いやうがいなど感染予防もそれぞれが行う。

 詳細については、市ホームページ(https://www.city.yokkaichi.lg.jp/www/contents/1583298592778/index.html)に掲載している。