三重県内3人死亡で過去最多 県内7人が感染 新型コロナ

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 三重県は2月9日、20代から70代の男女7人が新型コロナウイルスに感染し、入院していた60代と80代、90代の女性3人が死亡したと発表した。県内の感染者は延べ2343人。死亡が確認されたのは39人目となり、県内で1日に発表された死者数は過去最多。

 発表によると、伊賀市の女性は県外に勤務する会社員で、4日に陽性が判明した30代男性の同居人。4日の検体採取では一度陰性が確認されていたが、6日から38度台の発熱などが発生し、再検査したところ陽性が判明した。感染可能期間内での行動歴はなく、濃厚接触者は特定されていない。

 志摩市では同居家族の60代男女2人と70代男性1人の感染を確認。女性宅には29日と1日に別居家族が来訪。30日、5日、6日には別居家族宅を訪れていた。60代男性は5日まで出勤しており、濃厚接触者として職場関係者6人の調査が進められている。

 伊勢市の20代看護師女性は、8日から38度台の発熱が発生。県外への訪問歴や県外の人との接触歴はなかった。現時点で特定されている濃厚接触者は同居家族3人で、職場関係の接触者は調査中。

 津市では50代女性2人が感染。医療事務に勤める女性は、6日に陽性が判明した60代男性の濃厚接触者。店舗従業員の女性は、6日に陽性となった職場同僚と会話するなど接触があった。

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