新図書館に多くの提言を重ねてきたライブラリーフレンズ四日市(日下由紀子代表)が7月16日、ユニバーサルデザインの採用などを求めたあらたな提言「利用者主体の新図書館づくりについて」を森智広市長に提出した。
基本計画づくりに入っている新図書館計画に、視覚、聴覚、身体に障害を持つ人たち、発達特性をもつ子どもや保護者、外国籍や外国にルーツのある人など、さまざまな人にとっても利用しやすい施設にするため、当事者の団体の代表らを含む6人で森市長を訪ねた。
市側は、計画の中心になる政策推進部の幹部や現図書館長も同席して意見を聞いた。森市長は、「いただいた意見もしっかり採り入れながらやっていきたい」などと答えた。
懇談では、外国人の人口が多い四日市市なので、多言語に対応した案内や翻訳機の整備や、多文化を知る外国語新聞や図書の充実、外国人が生活に役立つ情報に触れられる機能などへの要望があった。

障害のある子どもや保護者は、「行ってみたいけれど、迷惑になるのでは」と新図書館に行くことを遠慮してしまうかも知れないため、気軽にいられる場所を館内に設けてほしいとの意見もあった。子育て中のお母さんが、帰宅したお父さんに子どもを任せてから新図書館に行けるよう、夜の開館時間も検討してほしいとの意見もあった。
障害のある人については、災害が起きた時に、緊急館内放送だけでは聴こえない人には情報が届かないことになるため、さまざまな障害を想定した設備や案内を願う意見があった。災害で閉じ込められた場合にも助けを求めやすい、スケルトンのエレベーターについても要望があった。










